「S・A・K・U・R・A」
春の桜の展覧会
3月30日〜3月31日 / 11時〜22時
好評のうち終了いたしました。
MIKAZUKI Art 企画展展示作品の購入を希望される方はお気軽にお問い合わせください。
桜の淡さは、他のどこの国にもない、儚くも美しい風景。その景色を鑑賞する習慣は、平安時代から始まったとされています。弥生時代には、桜は穀物の神が宿る樹木として祀られていました。毎年春にこの桜の世界を経験する日本人の遺伝子には、その美しさが深く刻み込まれています。日本人が、世界中が愛する桜の景色がそれぞれの作家の感じるままに描かれ、このGallery Aoyama Iyasakaに集結いたしました。
ギャラリーでは、今回の期間に向けて開花された桜を見ながらお抹茶を立てて頂き、桜餅のセットをお楽しみいただくことが出来、作家さんたちの桜作品の力作により、日本文化の良いところをたくさん凝縮して体感いただける最高の空間となりました。ご来場いただいた皆様ありがとうございました!
開催場所/Gallery Aoyama Iyasaka
企画・ディレクション/MIKAZUKI Art
開催場所
Gallery Aoyama Iyasaka
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2丁目7-14 VORT AOYAMA101
お問合せ/03-6765-9848・info@iyasaka.art
出展作家
樫内あずみ/アクリル
タンタン/切り絵
ひら子/切り絵
荻原久代/油絵
樫内あずみ/アクリル
作品/やまのこえ
真っ黒な幹の中にピンクが渦巻き、春になると、花としてそれをハラハラと爆発させる。 「桜の魅力、それは木の幹」だと、小さい頃から思っていました。あの黒が大好きです。 今回、作品「やまのこえ」を制作しながら、桜に思いをはせてみました。 描きながら、桜というものは、日本社会の中でも独特な立ち位置にいるのだなと改めて感じました。桜のどくどくした生命力と、はじける開放感は、春を感じます。
私の普段の活動としては、手で直接触れることのできる「触れる絵画」と、即興でたった一人のために絵を描く「絵詠み」をメインに行なっています。 活動を通して一人ひとりにとっての「人生の宝物」を見つめる機会を提供し、自分の手で自分の人生を豊かにする人が増える事を願っています。
略歴
愛知県知多半島出⾝
⼿で直接触れることのできる「触れる絵画」と、即興でたった⼀⼈のために絵を描く「絵詠み」をメインに活動中。活動を通して⼀⼈ひとりにとっての「⼈⽣の宝物」を⾒つめる機会を提供し、⾃分の⼿で⾃分の⼈⽣を豊かにする⼈が増える事を願っている。
個展略歴
2023 「轍の花」Gallery ⼦の星、東京 /「Lots of Little Hopes」nuu、愛知
「DOOR」Gallery219、東京
2022 「Gift」Gallery219、東京
2021 「つちのあじ展」GINZA SCRATCH、東京 /「クリプトメリア」Gallery219、東京
2020「にちにちこれ、こうじつ」ArtMall、東京
2019 「HaruHaru」artist-run-space Merdre、東京 /「ウタカタ」ArtMall、東京
2018 「UKA」カフェスローギャラリー、東京
2017 「Hakka」artist-run-space Merdre、東京
等、多数開催
⼊選・受賞歴
2021 「第 1 回 SAWAKAMI ART CONTEST」銅賞
2018 「Heart Art in Tokyo 2018 精鋭作家展」⼊選
メディア等
2023 起業時代 Vol.3(Freee 出版)インタビュー掲載
2022 絵本「0を⽣きる」-Living at ZERO-(絵画担当)株式会社未来会報誌「アイラブミー」 (エッセイ、絵画提供)
ひら⼦ / 切り絵
作品/夜桜
「願わくは 花の下にて 春死なん その如月の 望月の頃 西行 散りぬべき 時知りてこそ 世の中の 花も花なれ 人も人なれ 細川ガラシャ」平安時代から何度目の春でしょうか。 幾度となく歌に詠まれ、たくさんの人が桜を眺めて心を震わせてきたでしょう。満開の桜だけでなく、散り際の潔さに諸行無常、どことなく切ない気持ちになります。 桜の作品を作りたいと思ったのは上京して最初の春のことでした。
記憶の中の夜桜は相変わらず美しい。ただ悠然と存在する姿は美しいだけではない、何か禍々しい魔性のようです。 あの日見た夜桜にどれほど近づくことができたでしょうか。とても大変な制作でしたが、それでもあの夜桜はまだ遠い。 けれどまたいつか作りたいと思います。 平安時代の始まりから1230回目の春に、こうして桜を題材にした作品を作ることができて光栄に思います。 素晴らしい機会をいただきましてありがとうございます。
略歴
広島出⾝
5 歳の時に切り絵と出会い、独学で制作を続けて現在に⾄る。
「⽣き物の⽣きざま」をテーマに制作活動を⾏う。
実家の⿊猫が可愛くて仕⽅がなかった。
2019 年 第 1 回切り絵博覧会 ⼊賞
エナジーテラス SunnyGo! 個展(⿇布⼗番)
2020 年 紙わざ⼤賞 ⼊選
2022 年 神奈川県美術展 ⼊選
ZEN 展埼⽟県⽴近代美術館 優秀賞
エナジーテラス SunnyGo! 個展(⿇布⼗番)
グループ展「NEW STANDARD」出展(⼤阪府)
2023 年 第 5 回切り絵博覧会 出展(⼤阪府)
SALON DE LʼART JAPONAIS 出展(フランス)
荻原久代 / 油絵
作品/揺れる
桜咲く、桜散る、などの桜言葉を3月下旬〜4月上旬に味わえるのは東京の醍醐味だと思う。数多くの歌や文学などが東京で生まれているのがよくわかる。 昔、チシマザクラという山桜を見るために山登りをしたのを思い出す。確か5月〜6月あたり。桜を見るために大変な思いをしたのと、卒業入学シーズンでもない時に桜を見るという、世間から離れた独特の時差が当時は面白かった。今回の「揺らぎ」という桜の絵を描いたが、やはり昔と今の思いが重なって、桜に思いを乗せる形となった。ピンク色に揺れる桜を見ると日本に生まれてよかったと思える。 私の創作活動の源にはいつも育ててくれた島の思い出がある。
略歴
北海道利尻島出身
札幌大谷短期大学油彩科卒業後上京、版画工房に5年勤める。夜間3DCG専門学校で1年間CGを勉強し、その後映像業界で経験を積む。現在は設計事務所でBIMオペレーターをしながら画家として活動している。
CGとアナログ、田舎と都会など、変化を好むように生きる。
色んな場所で感性を磨ぎ澄ませながら制作活動をする。
【活動経歴】
2012年 個展 ~ frist line ~ 西荻窪ギャラリーMu-Rung(東京)
2021年 グループ展 ~ Lignt and Relax ~ 国分寺cafeslowギャラリー (東京)
2022年 グループ展 ~ flow and Nature ~ 国分寺cafeslowギャラリー (東京)
2023年 グループ展 ~ Accept - あるがままを受け入れて- ~ 国分寺cafeslowギャラリー (東京)
2024年 個展 second line 時のかけら 月光荘ファルべ(埼玉県三芳町)
主な実績
<アート>
・第11回 絵のまち 尾道四季展 秀作
・第12回 絵のまち 尾道四季展 広島ガス奨励賞
・第14回 絵のまち尾道四季展 入選
・第8回星乃珈琲店絵画コンテスト 優秀賞(土方明司先生推薦) 受賞
<CM>
・NTT docomo 「ドコモダケ 森のかくれんぼ」背景CGデザイナー
<ドラマ>
・相棒 season15 VFX
<シネマ>
・利休にたずねよ マットペイント
・相棒 XDAY マットペイント
・SPEC〜結(クローズ)『漸ノ篇』『爻ノ篇』コンポジター
・ウルトラマンサーガ VFX
・さらば あぶない刑事 VFX
・結婚(西谷真一監督作品) VFX
TanTan/切り絵
作品/反射
水辺に輝く、桜の幻。桜は淡く短命。本当にそこにあったのかさえわからない。水面に反射している桜が幻なのか、はたまたリアルなのか。少しでも刺激が加われば、波紋とともに、瞬く間にかき消されるその景色。桜は、この反射した桜と同じ。それでも毎年桜は咲き、美しく散る。その有様は、人の世そのもの。そんな情景を「反射」に描きました。
略歴
東京都出身
⼦供の頃中近東⽂化の古代美術品のスケッチを重ね、普遍的な美学や哲学を学ぶ。切り絵は中学の頃に教科書の⽚隅を切ってみたことがきっかけとなり、それ以来和とオリエンタルモダンの独特な世界で創作。
光と陰を経験しながら、ようやく掴み取る⼀筋の光の瞬きにこそ、本物の美は宿る。そんな美しさを追求しながら、漆や⾦箔等⽇本本来の伝統⼯芸技術を加えることで、朽ちていく最中で出来たひびやかすれ等を表現し、オリエント美術・アンティークの味わいを作品に取り⼊れている。
略歴 / 東洋英和⼥学院卒業後アメリカ留学
出版歴 /2005 年 「切り絵⼯房 ⿃編・花編」
出展歴
2018 年 東急ハンズギャラリー
2019年 渋⾕ヒカリエ PLUG-IN
2020年 東京ビッグサイトギフトショー
パリ・ポルトドヴェルサイユ Whoʻs next
2020 年 パリ・ノールヴィルヴァント展⽰会場 Maison & Objet
2022 年 Made in Japan In Monaco、パリ ⽇本⽂化会館ショップ
POPUP/六本⽊ヒルズ森ビル美術館フリー マーケット・新宿ルミネ2 ・広尾プラザ ・新宿⾼島屋 ・横浜⾼島屋 ・⽇本橋⾼島屋 /・⼤阪⾼島屋 ・京都伊勢丹 / 「箔⼀」ギフトショップ⾦沢しつらえ・プランタン銀座猫展・ GEISAI 東京国際フォーラム 等
受賞歴 /NewYorkArtDirectorsClub ⼊選(美澤修デザイン室コラボ)、 minne×human academy Crystal Decoration ⼤賞部⾨賞受賞、公益社団法⼈⽇本図案協会主催「⽇図展」⼊選、京都デザイン協会主催「京都デザイン賞」⼊選、おもてなしセレクション受賞
講師・教材提供 / バンタンデザイン研究所 ⾊彩・発想デザイン元講師ホンダ技研⼯業、セコムホームライフ等企業のイベントワークショップ資⽣堂新商品販売促進企画 等
取材・メディア /2021年 ショップチャンネル
2020 年 集英社マリソル働く⼥のカバン の中⾝掲載
2022 年 MONACOECOART